家計管理

【実際に届いた】架空請求の内容

身に覚えのない請求のメールやハガキが届いたり、催促の電話がかかってきたりした経験はありませんか?

 

先日、実家の母親あてに民事訴訟最終通告書という身に覚えのないこんなハガキが届きました。

 

 

 

画像写真だと見にくいと思うので、下に内容をそのまま書いてます。

 

民事訴訟最終通告書
事件番号(民)
本通達は、貴殿に対し、契約中、若しくは債権譲渡のあった
企業又は団体から契約不履行による訴訟が提出されたことを
当該債務者たる貴殿に通達し、本通達の後、訴訟取り下げ
最終日を経て貴殿を被告とした民事裁判が開始されること
を通知するものです。

本通達に対しこのままご連絡なき場合、原告側の主張か
全面的に受理され、裁判所の許可を受けた執行官立会いのもと、
現預金や有価証券及び、動産や不動産の差し押えが強制的に
執行される場合があります。

また本件は民事訴訟に関する通達である為、民事訴訟法の
適用により個人情報の保護や守秘義務が発生いたしますので、
本件に関するご相談、取り下げ等のお問い合わせは必ず
ご本人様からご連絡頂きます様お願い申し上げます。

訴訟取り下げ最終期日
平成31年 3月29日

民事紛争相談センターお問い合わせ・相談窓口
03-4580-7622

受付時間 (日、祝日は除く)
平日9:00~20:00/土曜日11:00~17:00
〒100-8977 東京都千代田区霞が関1丁目1番地3号

 

とりあえず母親は身に覚えがないとうことだったので、インターネットを使って電話番号だけで検索してみると架空請求の業者であるとコメントがあったので無視することにしました。

 

なによりこのハガキの中にどこの契約なのか、契約会社や運営会社などの記載はなく、会社が東京都千代田区なのにハガキの消印が群馬となっていました。

 

母親は身に覚えはないけど、なにかあったらどうしようと少し心配そうでした。

 

そう、それが詐欺師たちの狙いです。

 

私たちを不安にさせて、次の行動をさせようとしているのです。

 

オレオレ詐欺や振り込め詐欺などの架空請求は、テレビ・新聞などで特集を組まれるほど注意喚起をしているのにいまだになくなるどころか増え続けています。

 

詐欺師たちは、 あの手この手で手法をかえて私たちの財産を狙っています。

 

今回届いたハガキで調べたわかったことは、法務省には管轄支局という組織は存在しないようですのであきらかに架空請求です。

  • 法務省管轄支局国民訴訟通達センター
  • 法務省管轄支局国民訴訟お客様管理センター
  • 法務省管轄支局民間訴訟告知センター
  • 法務省管轄支局民間訴訟告知管理センターなど

こういった表記がある場合には、絶対に連絡しないことです。

 

 

私の実家では、普段よりこういった詐欺には注意していて家の電話もいつも留守電にしています。

電話がかかってきた時は、必ず番号を確認して知っている番号だったら出るようにしています。

詐欺はもちろん、セールスなどの電話がかかってきますから知らない電話番号の場合には留守電になっているので本当に必要な人はメッセージを入れてくれますので、それで確認しています。

 

先日、私の電話番号が変わったので家の電話番号に電話をすると当然ながら出ませんでした。

そこで、LINEに電話番号が変わったとメッセージを送ったところ、孫の写真を送ってと言われました。

そう、詐欺かもしれないと思ったようです。

 

 

架空請求事業者は、訴訟や財産の差し押さえなどという言葉消費者を不安にさせて電話をかけさせようとします身に覚えのない訴訟に関するハガキを受け取った場合、はがきに書かれている電話番号等には絶対に連絡しないようにし、相手にせず無視するということが大切です。

 

それでも不安に感じる場合には、警察やお住まいの自治体の消費消費生活センターに相談してくださいね。

全国の消費生活センター等の連絡先